At the end（仮）

福島の生乳、茨城のホウレンソウで放射性物質が検出された件。

記者会見の様子が余りに酷かったので、一言。
「規制値」は基本的に、「摂取を続けた場合」のものなので、
それを若干超える程度のものを少量摂取した場合は、健康被害は生じません。

規制値等については、
食品安全委員会のHP（http://www.fsc.go.jp/）を確認したほうが良いです。

それと、水の買い占めについて興奮気味に詰問していた馬鹿記者がいましたが、
各地の水道局で放射性物質の検査態勢を急速に整備しはじめているので、
健康を害する程汚染されたものを、市民が無自覚に摂取することはありません。

マスコミはまた、ガソリンや食料と全く同じ構図でパニックを引き起こす積もりなんでしょうか・・・

しかし本当にマスコミは酷い。
NHKは比較的抑制的な報道をしていますが（それでも時折、「？」と思う事をしているけど）、
民放だと無知なキャスターが余計なコメントをつけたりして、混乱に輪をかけているし・・・
インターネットでも、数値や知識を間違えた情報が平気で流れているのでご注意を。

たまたま一昨年の夏、石巻・女川～八戸と、今回の被災地域を鉄道と車で旅し、親しみのある地域だっただけに、少なからずショックを受けています。
宿、お昼に寄った喫茶店、散髪してもらった床屋・・・
報道の画像を見る限り、甚大な被害を受けているようです。
みんなの無事を、祈らずにはいれません。


女川の街並み

この地域は、チリ沖地震や三陸沖地震で甚大な被害を受けているため、津波への意識や防災対策のレベルは国内でも高い地域でした。


宮古市田老付近の防潮堤

上の防潮堤でも高さ4m以上あるのですが、それが全く用を為さず、甚大な被害を受けたことからも、如何に巨大な津波であったかうかがい知れます。

避難指示を広報するため尽力していた消防関係者、住民対策を講じるため集まっていた行政関係者なども多くが被害に遭われたようです。
彼等の住民を救えなかった無念、津波の迫り来る恐怖を考えると、本当に胸が詰まります。

犠牲に遭われたからには哀悼を、そして救助や支援を待っている方には一刻も早い救いの手が入ることを祈っています。

それにしても被災者の方に無遠慮にマイクを向けたり、無責任な報道を垂れ流すマスコミはなんとかならないのでしょうか・・・

大地震で各地が被災する中、正直、これをUPするか否か迷いました。
ただ、明日から輪番停電になる可能性もあり、社会インフラ全体が混乱する事態も予測されますので、UPすることといたしました。
なお、「羽化」は、文量や構成の関係から3部構成となりました。
お話の「結」にあたる次話につきましては、なるべく早い時期にUPしたいと考えています。
何卒、宜しくお願いいたします。

3/3ひな祭りの日に、200,000hitを達成しました。

一重に、皆様のご愛顧のお陰で御座います。
今後とも、皆様に楽しんで頂けるような作品を執筆できるよう頑張りますので、
どうか引き続きご愛顧頂けますよう、お願い申し上げます。

さて、200,000hitの前後には、とお話しておりました第16話ですが、
来週初め（日曜～月曜）にはUPしたいと考えています。
現況では文量等の関係から、「中編」となる予定です。
タイミング的には若干遅れてしまいましたが、どうかご容赦ください・・・

ではでは。

○追伸
引き続き、まどか☆マギカにハマリ中。
魔女化の理由が、東○電力もビックリなエネルギー回収のためってどうよ？
どこまでも救いのないお話に、毎週末が待ち遠しいです・・・